シソとの競争に負けたバジルの水耕栽培体験記録
ハーブの王者バジルの栽培
2009年は、春蒔きハーブ栽培競争でシソに敗れたバジルのリベンジ栽培記録です。
2009年は、競争のせいで、ちょっと遅めの6月の種まきで、成長が今一歩の感じでしたが、
家庭栽培での自給の楽しみは十分味わう事ができました。
室内水耕栽培用ハーブとしては、シソと同様に根が丈夫に育ち、合格点が付けられます。
育て方が楽なので、5月蒔きの定番ハーブにしたいと思います。
2010年は、3月蒔きで育てました。種からなら、3月から5月迄が最適な蒔き時です。
夏が最盛期のバジルは、秋涼しくなると虫にやられます、(ベランダや露地ほど目立ちませんが、) 室内栽培の長所を生かし、早めにちょぼちょぼ収穫して行くのが良いようです。
湿度の高い夏に、室内でどんどん育つシソとバジル、家庭室内水耕の王者と言えます。
季節になれば苗が大量に出ますが、一年ものの室内ハーブは、種からが基本です。
特に、バジル大好きの人は、嫌というほどたくさん収穫できます。
種まきからでも、水耕器が有れば、まず失敗しない楽なハーブです。
虫対策には、梅雨時、ときどき葉を掃除しますが、夏の成長期は虫も寄せ付けません。
夏の成長期は、食べ負けしないでどんどん採って行っても良いです。
高温、多湿が好きで、日光は当たらなくても窓際ならよく成長します。
室内家庭水耕栽培限定ですが、経験としてのお勧めの栽培法は、 シソとほとんど同じです。
- 本葉が出てきたら、早めに水耕器にセットする。
- 徒長気味にさっさと大きくしてしまう。
- 下葉から、どんどん刈り取っていく。
- しそと違って、摘心はしないでも、下の葉を収穫するとそこからも分枝して株は大きくなります。
- 3月から5月蒔きで6月から9月中で収穫しきってしまう。
2009年バジルの水耕栽培体験記録
初めての家庭室内水耕栽培は、ちょっと遅めに時期でしたが、バジルは結果的に成功でした。
その記録を纏めてみました。
シソの谷間に生き残ったバジルと6月種蒔きバジル画像(2009年7月1日)です。
スプラウト用容器で発芽させたバジルは本葉が出てきたので、大き目のものを水耕用容器に移植しました。
(スプラウト用の容器での発芽は、シソの栽培と同じ方法です)
バジル成長初期
ゆっくりだが成長しています。
バジル成長中期
今年の夏は、温度が低いので、やきもきです。
(バジル成長後期)
そして…バジル収穫開始
まだ小さいのですが、どんどん収穫していきます。
ちなみに大きな葉は、当初の生き残りの葉です。
トマトソース・スパゲッティで食べました。まあおいしい。
こんな小さくて若々しいバジルを食べられるのは、栽培者の特権です。
(バジルまだ成長期です)
どこまで育つか今後が楽しみです。
バジルの根:成長期
水耕で成長中の根はとっても綺麗です。
根が白くて、成長しない場合は、肥料切れとの話も有ります。
少しは、液肥を追加しようかな。
バジルもシソも根がすごく大きくなります。
(バジルの全景)
この時期なら全盛期の写真のはずですがちょっとさびしい風景です。
バジルもシソと同じように摘心した方がよかったかな?
9月後半から、ちょっと小さな点(虫)らしき姿が。
以外と虫に弱いハーブのようです。
それで、これが最終です。
2010年バジル
- 2010年は、種の残りが有るので使いました。
シソは残り物では駄目でしたが、バジルは問題なく発芽しました。
一昨年の種はまだ大量に余っています、余りの発芽試験は来年もできます。 - 今年は、3月蒔きと時期を早めてみました。
成長速度は遅いですが、順調に成長しました。
低温は嫌いますが、ほんとに強いハーブです。
昨年は8月から収穫でしたが、7月から採りはじめました。
摘心はしないでも、株は分枝し大きくなりだしています。
(大きさでは、今年も4月蒔きのシソに7月になり追い越されたが。)
バジルの料理
2010年7月15日は、自家製バジルの下の葉を摘んでトマトなど具だくさんの スパゲッティ料理に乗せました。
香りの強いバジルは、トマト・スパゲッティとの相性が抜群。
ちょっとゴテゴテしたものに合わせると、食べやすい味になります。