トマトは、やっぱり路地栽培向き。
苗からの路地栽培。
育て易いトマトで放任栽培してみました。

2014年、カゴメ オリジナル品種として家庭菜園用トマト苗を発売しています。

注目は、スポーツに適したトマトの「ちいさなももこ」
マラソン選手の水分補給にも向いている、みずみずしいほんのり甘いピンク系トマトです。

たくさん収穫の楽しみを味わえる家庭菜園向きのミニトマト系のトマトです。

ことしは、トマト なのに ももこ かな。

トマトをプランターで栽培するなら、一本毎のプランターが、成長に応じて配置を変えたり、間隔をあけたりに便利です。
軽くて安いフェルトプランターが便利です。

かごめのトマト凛々子(りりこ)の栽培

カゴメのトマト凛々子(りりこ)は、誰でも簡単に育てられるミディトマトです。

苗木が市販されている一般的なトマトとは違う点も多々ありました。
カゴメのトマト凛々子(りりこ)を今年はじめて栽培する人のために、2013年の経験をまとめて見ました。
ベランダ栽培と露地(庭)栽培では違ってくると思いますが、庭で育てた経験で書いています。
1. 摘心不要の芯止まり種なので、背丈が高くならない。

わき芽を伸ばして、ブッシュ状に放任栽培するのが良い。
(数本仕立てとかの一般トマト栽培の方法では、収穫量がたいして望めない)

株間は十分大きく50cmくらいは離して植えないと、混みすぎる。

背が低い分、台風などの風には強かった。
支柱は、露地では何本も必要(ネットで誘引する方法も有る)

2. 加工種なので、トマトの実の皮が厚い。

赤くなっても、鳥に突かれる心配をしなくてよい。
赤くなったトマトの収穫期間が長く楽です。
赤くなってずっと放っておくと裂けてくるので、放置にも限度はあります。

3. 一般のトマトと同じように尻腐れ病は発生します。

トマトが大きくなる前にチェックして見つかれば破棄します。
植え付け前に苦土石灰をまいておけば良かったです。

4.収穫は秋からが本番、最後は緑のまま収穫しても食べられます。

5、6、7月の開花分は夏収穫できますが、
株が大きくなってからの9月10月の開花の収穫は晩秋となってしまいます。

11月くらいまでは実が赤くなりますが、12月は緑で収穫して、窓際の陽だまりに放って置けば赤くなります。
トマトの実の皮が厚いことが影響しているのか、萎びることもなく、おいしく食べられます。
5.皮が厚いのでサラダには向いていませんが、トマトピューレなどの甘いトマトソースが作れます。
ジュースにしても良いでしょう。
トマト栽培がこんなに簡単にできる!手間が掛からない。
収穫の楽しみをたくさん味わえるカゴメのトマト凛々子(りりこ)でした。

体験栽培はじめます2013年

りりこの育て方ガイド
りりこの育て方ガイド

凛々子(りりこ)の苗と説明書が届きました。

トマトできたらいいなあ。

どのように育てたらいいんだろう。

 

説明書をじっくり読んで、

この品種は、ジュース用のトマトのようです。

ミニトマトとかマイクロトマトのように多産系ではなく、
中球のトマトのようです。

上に余り伸びない、芯とまりのトマトのようです。
支柱は要らないとか1mで良いとか有ります。
種からなら、室内での話題のLED栽培もできそうです。
苗なので、庭に植えつけるのが良さそうです。

凛々子(りりこ)の苗の植え付け(6月5日)

植えつけたリリコの苗
植えつけたリリコの苗

ちょっと植え付けには、出遅れの感じもします。

ちょっと耕して、庭の片隅にさっそく植えつけです。
化成肥料を少し入れ、落ち葉を乾かないように混ぜ合わせた、即席の庭です。
活着までの一週間、準備不足で、ちゃんと根付いてくれるか不安です。

写真だと、随分と育っているように見えますが、せいぜい10cmくらいです。
立体的で頑丈な苗の構えです。
一番下の葉は、ちょっと黄色ばんでいます。

植え付け一週間目の凛々子(りりこ)(6月12日)

植え付け一週間
あっというまに、一回りも二周りも大きく育ちました。
横に広がり20cmくらいにはなっています。

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黄色の葉が気になり、一回だけ液肥をやりました。

念願の雨も降るようになって水遣りをしないですみます。

最初から着いていた花の蕾も開きました。

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第二花房が付き始めた植え付け二週間目の凛々子(りりこ)(6月19日)

強い風が心配な昨今です。
でも上よりは、横に広がっているりりこは安定感が有ります。
第一花房を付けた小さいほうの凛々子です。

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順調に育った凛々子は、大きいほうは第二花房をつけ始めました。
第一花房の花は咲き終わったものも二、三有ります。
実は着くかな?

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茎も太くなってきました。
わき芽も数センチになっていて気になったので、
第一花房の下2節を残し、芽かきをして見ました。

いつのまにか実が大きくなっていた凛々子(りりこ)(6月29日)

しばらく見ないうちに、どんどん花が咲き、実がなって行きます。
実らしきものは3,4個有ります。
一番大きなものは、すでにピンポン玉くらいになりました。

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芯止まり種なので、第二花房で終わりでしょうか。
第一花房直下の側枝がどんどん大きくなって我が物顔です。
花を付け出しています。

その更に下の枝も随分大きくなっています。
大量収穫が見込めそうな状況です。

凛々子の実が緑の色から赤に変わるとき(7月6日)

 

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植え付け一ヶ月が経ちました。
一番果のいろが抜けてきたように感じます。

第一花房の花もぼちぼち終了。
出揃った一房で6花くらい付きました。
実は花房あたり4つくらい付いています。
マイクロトマトやミニトマトに比べると花は少なめです。

既に10以上実を着けています。
最初の収穫は2週間後くらいでしょうか?

順調にどんどん実が付くも1個破棄(7月13日)

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第二花房以降は花房毎に10近く花が咲いています。
実も殆どついて、第二花房は数えたら8個付いていました。
第一花房直下の枝にも、その下の枝にも、花が咲き、実が付き倍々に増えています。

既に一株あたりの実は30を超えています。
横広がりの株は、まさしくブッシュ状態。

一番最初の実は、ちょっと 照かり出しています、いよいよ赤ずく準備でしょうか。

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先週から気づいていたのですが、ひとつだけ、先が汚れている実が有りました。
調べたところ、尻腐れ病というのだそうです。
カルシウムの不足から起こるそうです。
他は大丈夫なので、、 次出たら石灰まかなきゃ。

なかなか色づかない凛々子(7月24日)

ぼちぼちだとは思うのですが、なかなか色づかない凛々子。

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苦土石灰を蒔いたにもかかわらず、
先週は大量の尻腐れを出して、ブログを書く気にもならなかった。
同じ房に集中しています。
6個中6個発生の房も有りました。

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大きくなるまで気が付かなかったのは、地面側なので逆さにしないと見えないから、
と鏡を用意して、発見し取りました。

固形だったから吸収されなかったか、と気を取り直して水に溶かして散布しました。

最初の実が真っ赤になりました(7月31日)

 

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赤みを射したと思ったら、あっという間にまっかっかになりました。
一瞬収穫の誘惑に駆られましたが、完熟ってどのような状態なのでしょう?
しばらく置いておこう。

鳥に食べられなければ、と心配に成ります。
随分長くかかったと思ったけど、この日記では最初の実は、推定6月20日くらいなので、
40日くらいの状態です。

これから、鼠算しきに増えていくはずですが、来週は何個収穫できるか楽しみです。

真っ赤ではなかった(8月3日)

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まっかっか! と思ってもう待てないと採ったんですが。
もうちょっとおいて置くんだった。

第二陣も色づきだしました(8月7日)

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第二陣も数個色づきだしました。
次から次へと赤くなります。

写真はないけど 8月9日には5個収穫しました。

大量収穫がつづきます(9月7日)

数日前の豪雨が幸いしたのか、実が、みずみずしくなりました。

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真っ赤のものだけ収穫しました。
3日前に7個採りました、今日は9個です。
しばらくは、週15個位づつ収穫ができそうです。

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日照不足で色付かないトマトですが、採ってみました(10月9日)

9月中旬から天候不順になりました。
それで週に1個くらいしか赤くならなくなりました。

かわりに暑さで咲かなかった花が今盛りです。
新たに実もどんどん付いています。

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何時までも実を付けたままで良いのか?
なんかだんだん痛んで来そうな気がします。

販売用のトマトは、緑のうちに採って、赤くなったら店に出すと聞いたことが有ります。
新しい実の成長を助けるためにも、思い切って少しだけ収穫しました。
どれくらい置いておけば赤くなるんだろう?

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追)

ちょっと色ついているトマトは3日、
緑のトマトは10日経つと、ちゃんと赤くなりました。

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採らなかったトマトは、数日で赤くなりました。
この時期、まだ日が照れば直ぐ赤くなります。
採らずに我慢が正解だったようです。

いつまでも晴れの日がこないことはない

11月の凛々子(11月13日)

さすがに10度を切ってくると葉が痛み出します。
今着きだした実は、収穫時期は年明けで、日の目を見ることは無いでしょう。

もう少しで色づきだしそうな実が、まだ沢山有ります。
少しずつでも、色づいたものを収穫してゆきます。

まだまだ元気な凛々子です。

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11月後半からのトマト収穫は緑色専門

幾ら待っても、トマトは赤くなりません。
というよりも、赤くなりそうまで付けていると裂けてくる気配が有ります。

11月20日収穫トマト
11月20日収穫トマト

11月20日に収穫したトマトは、早いものは、家で3日で赤くなり食べました。

緑だった遅いものも10日経ったら赤くなりました。
緑のトマトは、赤くなるまでどれくらい掛かるものかは、収穫の時の成熟度がわからないのでマチマチです。
でも10日前後で赤くなるので、緑のまま毎週収穫しています。

早く赤くなーれとひなたぼっこのトマト
早く赤くなーれとひなたぼっこのトマト

赤い2個は、10日前のトマトです。

11月も花が咲き、たくさんの実を付けました。

12月は9月に続いて2回目の大量収穫の月になりそうです。

霜が降りたら痛んでしまってダメだろうから、撤収のタイミングを考える時期になりました。

それにしても、ほんとに強いトマトです。

12月の凛々子は大収穫のうちに終了(12月21日)

雪が降るとの予報も有ったのですが、雨で済みました。
12月も粘ってここまで持ちこたえたのですが、終了撤去しました。

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実だけ成っている状態でしたが、12月に着実した実は大きくならずに石ころ状態。
痛みがひどい実もいくつか。

それでも10月11月につけた実は順調に(色以外は)育ちました。

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最終日も30個の収穫が出来ました。
お正月にはトマトソースの出来上がりです。

カゴメのトマト凛々子(りりこ)栽培体験のその後

2014年もトマト栽培を行いました。
リリコに加えて、市販のミニトマトと、ちいさなももこを加えました。

一年目の経験を踏まえ、

苦土石灰を植え付け前に土に漉いておきました。
トマトは、栄養も沢山吸収するので、液肥も十分施しました。

やっぱりミニトマトは早期に収穫が上がり7月はうはうは状態です。
8月にはリリコも加わってきました。

とまと8月15日収穫

そして2014年も大収穫とは行かなかったのです。

初めと、終りが、、、。

リリコだけ、活着できない苗が発生しました。
土を嫌って、根が伸びないようです。
そして枯れていきました。
多分連作障害の一種だと思います。

ミニトマトは大丈夫だったので、品種が変われば良いのかも。
土づくりの必要性を感じました。

植物の土づくり、土壌改良に「顆粒HB-101」

ミニトマトは、寒さに弱かった、病気?正常?食べられるの?。
11月15日のちいさなももこは黒っぽく色付きました。
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これ以降赤く色付かなくなり、撤収しました。
昨年は、クリスマスまで持ったリリコも12月初めには撤収しました。

2015年の凛々子(りりこ)とちいさなももこ

2015年はお休みのはづだったのですが、
勝手に芽が出てきて、思わぬ初収穫となりました。
(10月14日)

雑草に混じって目立たなかった見覚えの有るトマトの幼芽を見つけたのは7月頃。
昨年の熟れ過ぎて捨てた りりこ と ももこ の実の種からのようです。

秋には花を咲かせて実がなるかもと大事に育てました。

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期待通り9月には花を咲かせ、ももこの初収穫となりました。
ひとつ取って食べました、ちょっと酸っぱい。
でもまあまあの美味しさです。

リリコは、もう少し時間が掛かります。

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